Viz.ai、AI搭載の肺疾患ケアスイートを発表
Fierce Healthcare
2026年5月15日 (金)
- •Viz.aiは、急性および慢性肺疾患のケアフローを効率化する統合型Viz Pulmonary Suiteをリリースした。
- •同プラットフォームは、電子カルテ(EHR)連携、患者データの要約、および画像スキャンからの肺塞栓症検出機能を備える。
- •Viz.aiのプラットフォームは現在全米2,000の病院に導入されており、米国人口の3分の2をカバーしている。
Viz.aiは2026年5月14日、医療機関における急性・慢性肺疾患のケアフローを最適化する統合型AIプラットフォーム「Viz Pulmonary Suite」を発売した。本スイートは電子カルテ(EHR)と統合して患者データを一元管理し、医師の治療方針決定をサポートする診療ガイドライン支援機能を備える。Viz.aiの最高医療責任者であるティム・ショウォルター(Tim Showalter)医師によると、患者診察中に正確な情報への迅速なアクセスを可能にするチャート要約機能も提供される。
本ソリューションは慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺結節、肺塞栓症などの疾患を対象としている。特に、放射線画像から直接肺塞栓症を検出する機能が搭載されており、これにより入院期間の短縮と患者の生存率向上が実現しているとショウォルター医師は述べている。診断機能と電子カルテ(EHR)連携を組み合わせることで、診断の漏れや治療の遅延を防ぐことが狙いだ。
今回のリリースは、医療システムが自然言語を使用してカスタマイズ可能なケアパスを構築・拡張できるエージェント型AIプラットフォーム「Viz Agent Studio」の2026年3月の導入に続くものだ。2016年の設立以来、Viz.aiは全米2,000の病院へプラットフォームを導入してきた。CEO兼共同創業者のクリス・マンシ(Chris Mansi)医師は、現在の導入規模が米国人口の約3分の2をカバーしていると明らかにした。